日時:2017年6月30日(金)
場所:都立小金井北高等学校
内容:授業見学、施設見学
授業者:飯田秀延 先生
単元:総合実習(情報通信ネットワークを用いた問題解決)

都立小金井北高等学校において、「総合実習(情報通信ネットワークを用いた問題解決)」についての授業見学を行った。
本実習は、6~7人のグループごとにテーマを決め、アンケート調査を行い、その結果をまとめて発表し、その場で相互評価を行うというものであるが、本授業はその「総合実習」として8時間に渡って行った実習の最終回であり、発表会および相互評価を行った。
生徒たちは実習の期間を通じて、班長を中心にグループごとにスケジュール管理を行い、主体的に取り組んでいた。発表内容は、ありきたりな「調べ学習」ではなく、それぞれのグループで工夫を凝らした内容や手法となっており、生徒も楽しみながら取り組めた様子が伺えた。また、評価基準があらかじめ提示されているため、それに向けてしっかりまとめることができていた。授業の最後の相互評価については、その場で評価結果とコメントのフィードバックを行うことにより、印象が強いうちに振り返りをすることが可能となり、効果的なフィードバックとなっていたように思われた。
次期学習指導要領における「主体的・対話的で深い学び」の実現のための一手法として期待できるものであった。

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2017.6.30 都立小金井北高等学校授業見学会 報告