日時:2021年10月19日(火) 15:15~16:15
テーマ:どう活用する?1人一台端末 情報科編
コーディネーター:東京都立昭和高等学校 今井大介
内容:一部の都立高校や私立高校では、すでに1人一台端末が導入されていますが、ほとんどの高校が来年度導入されると思います。1人一台端末を、情報科の授業でどのような活用方法があるかについて情報交換をしました。
【交換会概要】
〇どうやって使う?(企業・大学系研修会「iPadでできる情報教育」より一部参照)
・「先生」として 欠席時の対応や自宅学習用として活用できる。
・「教科書」「資料集」として 完全に置き換えることは、現状ではまだ早いのでは。
・「ドリル」「問題集」「ノート」「プリント」として 代わりになりうるのでは。
・「自宅学習」として 情報リテラシー(タイピング等)については活用が期待できる。課題作成や提出で利用。
・授業でのグループワーク
・コンピュータ教室・スマホ・スマスクの連携が可能で、共同作業も行える。(o365など)
・教室での活用では、中間モニタの代わりになりうるのでは。
〇教科「情報」以外の活用方法・その他
・体育館での一斉利用(学年集会など) 操作説明・一斉提示・アンケートなど 回線が持つかは不明
・リテラシー部分を自宅で学習(体育館で一斉にもあり)
・総合的な活動・探求での活用が期待される
・席を指定しない(自由席)で、活用できる
・研修などでも利用できる
〇大学からの情報提供
・「高校時代までに自宅でPCを使った勉強をした学生が少ない。」が海外の教育事情とは大きく異なる。
・PCをノートとして利用は3割ほど タイピングよりも手書きが早い(タイピングが追い付かない)
学校と自宅で「PCの普段使い」をすることが、日本の情報教育に欠かせない要素となる。
高校までにタッチタイピングのスキルを身に付けることを検討する時期
・「ipadは、PCではなくiPhone(彼らにとってはスマフォ)という認識であり、PCはまとまった成果物(課題など)を仕上げる道具としてとらえている傾向がある