2021年度 都高情研 総会後の研究協議会2021.6.19

1.開会挨拶
都立田園調布高等学校長 福原利信

最初に本研究会会長の福原より挨拶がありました。
来年度からスタートする情報Ⅰ、共通テストに向けて、都高情研から、多くの情報発信をしていく必要があると述べました。
都立高校における情報科の教員研修や、科学の甲子園の運営などに携わっているため、どうしても都立高校での事例が多くなってしまっている現状について述べ、今後は都高情研が、都立高校だけでなく、広く情報発信をしていくと、本研究会の役割を明確にしていまいた。

2.講演
「新学習指導要領情報Ⅰの実施に向けて」国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
田﨑丈晴

学習指導要領改訂においてSociety5.0を見据えた、資質能力の育成および課題解決能力の育成について述べ、今後求められる人材の育成が大切であると、お話がありました。
「何ができるようになるか、何を学ぶか、どのように学ぶか」の3つの柱の必要性をお話しして頂きました。
準備と実施のタイムテーブルについては、情報Ⅰは来年度、情報Ⅱは再来年度開始になると述べ、いくつかの授業事例を紹介して頂きました。
(データ加工・分析、デザイン、アプリ作成、プログラミング、無線LANの構築等)
さらに、実施されている研修の参加を通して、授業への準備を行う必要性について述べておられました。
その後、GIGAスクール構想について、「1人1台端末」の実現へむけて、環境整備が始まっていることについて確認され、今後の展望も述べられていました。

3.質疑応答

4.閉会挨拶
都立東大和高等学校副校長 飯田秀延

2021年度 都高情研 総会後の研究協議会(第1回研究協議会)